【旅行】身の危険を感じて海外旅行をキャンセルすると、キャンセル料はどうなる?
僕は前回の記事で「12月にヨーロッパへいく」と言っていましたが、誤解を生むかもしれませんので、あらかじめ言及しておきますが11月の13日にフランスでおきた、同時多発テロが原因ではありません。
あらかじめ、フランスへいくことを計画していたのですが(しかもパリ)、今回の件で滞在地をイギリスに変えました。
個人的にはテロなんかに屈せずにフランスにいきたかったんですがね。このニュースを知った翌日にはホテルの変更手続きをとったもので。
僕の場合は12月の後半にいく予定だったので、よかったのですが問題は12月初旬に旅行予定だった人。
キャンセル料で結構悩んだ方も多いのでは?
意外と高いですよね、あれ。
今回の件に限らず、海外(特にヨーロッパ)は今、いつ何が起こるかわからない程緊迫しています。
そこで今回は、もし海外旅行(特にツアー旅行)直前に災害やテロなどが起きて、キャンセルしたいなと思った場合のことについて、考えてみました。
キャンセルした場合にかかるお金
個人旅行の場合も、ツアー(パックツアー)の場合もキャンセルすると、その手数料がかかりますよね。
特にツアーのキャンセル料金は高くなることが多いです。
すでに旅行の代金を支払っている場合、何円戻ってくるのかはこのキャンセル料を支払った額から差し引いた額で計算できます。
例えば、10万円支払ったとして2万円のキャンセル料だった場合、キャンセルした時に戻ってくるお金は8万円ということになります。
個人旅行とツアーの違いでよく比較される一つの材料として、このキャンセル料についてがあります。
個人旅行の場合は航空券と事前に予約していた場合のみ、ホテル代のキャンセル料を払う必要がありますが、ツアーの場合は旅行会社に払うだけで終わるので簡単です。
ただしツアーの場合、直前にキャンセルした場合にはキャンセル料が50%程になるので、かなり事前から考えなくてはなりません。
対して個人旅行の場合は融通が聞きますから、直前のキャンセルでもそれほど高い金額になることはなさそうです。数万円はかかりそうですがね。
今回のように直前の旅行キャンセルは多くの金額のリスクがあるということですね。
全額返金の場合もある
一方、全額返金の場合も存在します。それは、テロや災害などで飛行機が欠航してしまった場合などの「やむをえない事情」のみということになります。
じゃあ、今回のフランスのテロ事件は危険だから、全額返金かというと実はそうではありません。
個人旅行の場合は基本的に飛行機が運行されていれば、キャンセルしたらキャンセル料を払わないといけないのは当然ですよね。
問題は、ツアー旅行という訳です。基本的にツアーは、予約をするとお客(僕たち)がそのツアーの予定に合意したと見なされるので、そのツアーが何らかの都合で取りやめにならない限り、キャンセルをしたらキャンセル料が発生します。
たとえば今回のテロ事件が起こった当日のですが、JTBは11月14日から16日に予定していたツアーを中止しましたよね。そのときはJTBは20日までのツアーのキャンセルは全額返金をしましたが、17日以降は通常通りツアーを再開しました。他の大手旅行会社も同じような措置をとりました。
このように、一部例外はあるものの中止された場合は支払わなくてもいいのですが、個人的に危険だなと思ってキャンセルした場合はキャンセル料がかかるという訳ですね。
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旅行に行く前に気をつけたいこと
さて、前章まででキャンセル料について書きましたが、旅行にいく前に最低限確認をしておくべきことがあります。
それは、旅行先の安全情報を確認することです。一番簡単な方法は外務省の海外安全ホームページで確認することがオススメです。
このサイトを参照すると、意外ですが現在パリを含めフランスには注意喚起はおこなわれているものの、危険情報がでていないことがわかります。
しかし、このマップが白色だからといって、必ず安全とは限らないのでもし行かれる予定がある方は十分注意して行ってきてください。
日本と違って、海外は危ないゾーンと危なくないゾーンがはっきりしていて、海外に慣れてない人だとうっかり危ない地域に行ってしまう人もいますからね。
おわりに
今回の結論としては、ツアーの中止が無い限り基本的にはキャンセル料が発生するということですね。
僕は今回イギリスに行くのですが、友達からの情報によると現在ヨーロッパへ行く人は確実に少ないそうです。
僕としては、国境審査が厳しくなったことで、空港での検査も厳しいんだろうなとゲンナリしてます。